あなたの犬には脱走癖はついていませんか?
もし脱走ぐせがついているのであれば、それはあなたのせいです。
「なんで?可愛がっているのに」と思うかもしれませんがそこには明確な原因と理由があります。
犬が逃げてしまって帰ってこない原因と理由を解説します。
概要
犬は思っているよりはるかに運動神経が良い
犬の身体能力は我々の想像を大きく超えます。
外国では中型犬が高さ3メートルの金網をよじ登って脱走したという発表も見られます。
これってホントにびっくりですよね。
どちらかというと犬は猫と比較されがちなのでどうしても運動神経はあまり良くないと思いがちではないでしょうか。
ですから犬だってその気になれば、屏をひょいっと飛び越えて出て行ってしまうことだってありますよ。
それでは本題に入ります。
沢山愛情を注いでいる。なのになぜ脱走するの?
愛犬が消息不明になるのは、散歩をしているときよりも敷地内にいるときのほうが大半です。
散歩時はリードを付けなければなりませんから、その状況下では逃亡することはさすがに厳しいかと思います。
敷地内のほうが犬が脱走しやすいというのには理由があります。
メグ
敷地内の方が逃げなさそうなんだけど。
シロ
例えば、突然のカミナリに驚いたり、宅配便などを受け取る際にドアを開けたと同時に、犬が飛び出すということがあるからです。
ハピ
そのような状況で脱走した場合はまだ良いのです。
本当に戻ってこないのは、以下の状況が考えられる場合です。
一部の犬は二度と戻ってこない、なぜか?その理由5つ
なかにはそのままどこかへ行ってしまい、行方不明……という犬もいます。
つまり、失踪してしまう犬は、家や飼育環境に満足していないということ。
脱走して戻ってこない理由1「世話が雑」
具体的に言えばトイレが汚れても飼い主が清掃をしてくれなかったり、成長に従ってハウスが狭くなって快適ではなくなったなどが想定されます。
愛情を注いでいたというのは、あなたが可愛がりたいときだけ可愛がるというものではありませんでしたか?
メグ
脱走して戻ってこない理由2「ストレス」
ビーグルやボーダーコリーのように運動好きな犬種では、散歩時間や距離が少ないとストレスが溜まり、「脱走したい!」という感情が強くなります。
ポメラニアンやテリアのようにナイーブな犬種は、騒音がストレスとなって脱走をしたいという欲求が高まってくることもあります。
どちらにしても、愛犬が脱走を何度も目論むのは、飼い主に何らかの原因がある可能性が高いと言って間違いないでしょう。
ハピ
脱走して戻ってこない理由3「メス犬の誘惑」
オス犬はこのニオイを嗅ぐと、いてもたってもいられなくなってしまうのです。
こういったときは、去勢手術が効果的です。
シロ
メグ
犬の本能的な問題だよ。
脱走して戻ってこない理由4「たまにしか散歩に連れて行ってくれない」
定期的に散歩に連れ出していない犬は脱走しやすい傾向にあります。
全部の犬がそうではありませんが、犬は外に出る事が大好きな動物です。
定期的に散歩に連れ出してあげることで、外に出られるという期待感を持って犬が生活することができます。
この期待感を持たせていれば、犬の脱走欲望を抑えることができます。
ハピ
あとあれだな!
散歩に行くと結構疲れるんだよな。
疲れると脱走する気もなくなるぜ。
散歩に連れ出せば犬は疲労します。
この疲労感が犬の脱走に対する気持ちを抑制することにもつながるのです。
脱走して戻ってこない理由5 シャンプーが嫌い
犬はシャンプーをされるのがあまり好きではありません。
自分の体臭を消されてしまうシャンプーは、犬に強いストレスをかけてしまいます。
シャンプーを日課としている飼い主は、ご注意ください。
以下の記事では、犬にストレスをかけずに体を綺麗に保つ方法などを解説しています。
飼い主の散歩がつまらないと犬は脱走する
先程は犬の脱走グセの原因について解説しましたが、その中でも散歩に対する不満から脱走する項目がありましたよね。
メグ
ハピ
そうなんだよ。
散歩がつまんねぇと、俺たちのストレスはたまる一方だぜ。
特に義務的な散歩は、マンネリ化する原因だな。
脱走を防ぐには?
室内犬にもケージを
散歩する事が大好きな犬は、常に外に行きたいと考えています。
犬にとって脱走のチャンスは、飼い主が玄関を開ける瞬間。
玄関を大きく開けたが最後、一瞬のチャンスを逃さずに犬は脱走してしまいます。
ハピ
メグ
こればかりはどうしようもありません。
しっかりと散歩をさせているのですから。
そのような犬を脱走させないためにも、室内犬だとしてもケージに入れておく必要があるのです。
「待て」で脱走の防止
万が一玄関から勢いよく犬が飛び出してしまった場合、「待て」のコマンドを覚えていると、犬の動きをその場で止めることができます。
確かに「待て」で脱走は防げるかもしれません。
ですが、脱走したくなってしまう根本的な原因を突き止めて、解決していかなければならないことをお忘れなく!
犬の脱走を防ぐ!効果的な散歩方法とは?
犬はもともと野生の生き物で、広い野原を走り回る習性を持っている動物です。
いくら飼い主が毎日毎日こまめに散歩をしてあげたとしても、リードに繋がれ限られた範囲の散歩でなかなか満足してくれない犬もいます。
シロ
メグ
シロ
メグ
あれだよ!あれがあるじゃねぇか!
ドッグランだよ!
ハピ
犬の一番のストレス発散方法はドッグラン
通常犬も放し飼いにして散歩させることは禁止されていますので、そのような場合にはドッグランを利用してあげると犬はすごく喜びます。
ここで犬も自由に走り回らせてあげることで、今までの散歩では解消できなかったストレスをきっと解消できることでしょう。
ドッグランに行く際の注意点
一概にドッグランへ行こうと思っても、ドッグランの中でも決まりごとがある場所があります。
- すわれができる
- 待ってができる
- おいでができる
- 他の犬に襲いかからない
- 発情中でないこと
主にこれらの事が守れる犬がドッグランの中で走ることができます。
ハピ
いつも近所の道を散歩しているだけであれば、一度ドッグランに出かけてみてはどうでしょうか。
メグ
まとめ
上記のように脱走しても戻ってこないのは明確な理由があります。
例えばあなたの「両親」がしっかりと世話をしてくれなかったり、ストレスのたまる環境で過ごしていた場合、脱走したくなるとは思いませんか?
それを犬の立場に置き換えて考えてみてください。
愛犬の脱走は後悔してもしきれません。今一度しっかりと考えてみてください。
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