犬の散歩にはトラブルがつきもの。
メグ
うーん。
そんなものいっぱいあるぜ!
全部だ全部!
ハピ
シロ
全部では説明になっていませんよ(笑)
この記事では、犬の散歩で起きる代表的なトラブルについて解説していきます。
メグ
概要
犬の散歩には大きく分けて三つの意味がある
- リフレッシュ
- 運動
- しつけ
これら三つの意味があります。
ただやみくもに散歩をすれば良いというわけではありません。
しっかりと散歩の意味を認識していないと、思わぬトラブルに発展してしまう可能性もあります。
1.リフレッシュのはずが逆効果
犬の性格によっては散歩が好きではない犬もいます。
- 外が嫌いで立ちすくむ
- また失禁してしまう可能性もあり
メグ
犬は散歩はものすごく好きだという先入観がありますが、一概に散歩好きとは言えないのです。
犬は散歩に連れて行ってあげればリフレッシュできるってもんじゃないんだね。
シロ
散歩を拒否しているのにもかかわらず無理やり連れ出そうとすることでこんな事が起きてしまうかもしれません。
ハピ
このように無理やり引っ張ってしまうことで、犬が喉や関節を痛めてしまう可能性だってあります。
メグ
シロ
2.「散歩は運動だから痩せる」は間違い
飼い主さんに多い勘違いなのですが、基本的な考えとして散歩に連れ出せば犬は必然的にやせると思いがちなのですが、これは大きな間違いです。
ハピ
散歩はダイエットにならないと分かったところで、あなたはこう思うでしょう。
確かに通常の散歩よりはカロリーを消費するかもしれません。しかしやはりエネルギーを保てるように設計されていますので、あまり消費量は増えないのです。
メグ
いやいや、それも無理ですよ。
それどころか、全力ダッシュは怪我の元になるのであまりおすすめできません。
シロ
ハピ
本当に運動が好きなワンちゃんに関してはドッグラン等を使用させてあげましょう。
ドッグランが近くにない飼い主さんの場合は残念ながら犬が満足するまで散歩につき合ってあげるしかありません。
- 小さな愛玩犬・・・軽く歩き回る散歩で十分
- 狩猟犬や牧畜犬・・・かなりの運動量を好む
- 大型犬・・・3キロ程度の距離で十分
3.自分がリーダーだと思い込む
しつけというのは、「今からやるぞ」と意気込むのではなく、普段の生活から徐々にしつけをしていくことが重要です。
- 誰が偉いのか
- なぜこれが褒められるのか
- なぜこれが怒られるのか
これを普段の生活の中で覚えさせていくことが必要なのです。
これが普段できていない犬の場合は、散歩の際に思うままにダッシュしてしまいます。
ハピ
メグ
ってことは、そのまま自由に走り回らせていると、犬はさらに自分が1番だと思っちゃうんだね。
散歩中も、しっかりとしつけをしていかなければいけないんだ。
ハピ
適当に散歩をしていると、こんな問題も起きちゃうんだぜ。
シロ
散歩の意味についてのまとめ
つまり、散歩の意味をしっかりと理解していないと、すべてが逆効果になってしまうのです。
- 逆にストレスを溜めてしまったり
- 痩せないのに、無理に運動させたり
- 挙句の果てには、犬がリーダーだと勘違いさせてしまったり
散歩の意味を理解しないと、日常生活に影響を及ぼすようなトラブルが起きてしまうのです。
まずはしっかりと散歩の意味を理解してください。
メグ
散歩の意味は理解したよ。
これさえ覚えておけば、散歩のトラブルは回避できるの?
いいえ、まだまだ散歩には気を付けなければならないことがあります。
それはケガです。
以下では散歩中によくある4つのケガについて解説しています。
シロ
犬の散歩でよくある4つのけが
1.肉球の損傷
犬が前へ進む時には足の裏に大きな負荷がかかります。
特に室内犬に関しては、普段肉球にあまり抵抗を受けていないので肉球を損傷しやすいのです。
何気なしに犬の肉球を見てみると赤く血がにじんでいることがよくあります。
この肉球の損傷に関しては散歩後に気づくことが多いので、散歩中にこまめにチェックしてあげるとGood。
メグ
ハピ
シロ
2.関節炎
関節炎は遺伝や免疫異常、感染症でも起こりますが、犬にとって関節炎の一番大きな原因は負荷の高い運動です。
症状が進んでしまうと関節が変形して痛みが発生してしまうことがあります。
根本的に完治させる方法はありません。これに関しては抗炎症薬などによるサポートが必要に。
メグ
対策はいつも俺らが飲んでるこれだよな!
ハピ
3.靭帯損傷
瞬間的に大きな負荷がかかった際に、その周囲の靭帯を損傷してしまうこともあります。
メグ
平たんな道を歩くことですね。
他には、荒れた地形を歩くときに足をひねってしまう捻挫などもありますので注意しましょう。
シロ
4.首輪によるすれ
首輪をつけて散歩をしていると、犬の首にどうしてもスレが生じてしまいます。
その際に脱毛や湿疹を引き起こす可能性もあります。
症状が進行してしまうとそのスレから皮膚が潰瘍化してしまい、べちゃべちゃに化膿してしまうこともあります。
そうなってしまった場合には、たとえ完治したとしてもその場所から毛は生えてきません。
メグ
あれなら俺たちの首も痛くないぜ!
幅の広いやつ!
だから首輪は幅の広いものを使用して少しでも圧力を分散させてくれ。
あとやわらかい素材でできているので頼む。
ハピ
散歩をするなら忘れてはいけない犬の3つ事。
これらのトラブルを防ぐには飼い主さんの注意も必要ですが、犬の協力も不可欠です。
もし、これらのトラブルが重症化してしまった場合には、獣医さんから散歩禁止を言い渡されてしまいます。
1.犬の足はかなり繊細で傷つきやすい
人間からすれば犬の肉球はゴツゴツしたもののような気がしますが、実は傷つきやすく、それゆえ感染症も起こしやすいのです。
散歩時に肉球に過度の負荷がかかるとどうしても細かい傷ができてしまいます。
そうすると犬も肉球がむずかゆくなり、舐め始めてしまいます。
そうなってくると最悪の状況が待っています。
- 傷ついたところから細菌が侵入
- 犬の唾液による水分
これらにより次の日には腫れていることがよくあるのです
ハピ
肉球が傷ついているときは少し痒いんだ。
だから、ずっと舐めているときは少し気にしてくれ。
少しなめる程度であれば気にしなくて良いのですが、一日中なめている場合などは飼い主さんの対策が必要となります。
2.犬は硬いところで歩くことに向いていない
本来、犬は土や草の上などやらかい場所を歩くものです。
コンクリートやアスファルトなどの硬く、摩擦の多い場所は犬にとってあまり向いていない散歩道だといえます。
けがをしてしまう前にこのことを覚えておいてください。
3.犬にとって人間の世界は住みづらい
犬はもともと野生の中で生きてきた動物なので、人間からすれば非常に強い生き物のように考えてしまいますが、人間が作り上げた生活基盤においては、傷つきやすい生き物なのです。
このようなトラブルを避けるためにも散歩中は荒い道ではなく、平たんな道を歩いてください。
その他、散歩だけではなく、家の中で犬が走り回って滑ったりするのも皮膚に負担がかかっています。
人間からすれば普通の事が、犬にとってはとてつもなく不便なことがたくさんあるのです。
散歩後のケア
散歩後は、肉球のチェックだけではなくダニやノミその他けがの確認をしてください。
見落としやすい場所は低い位置のものです。
その中には大きなけがをしている場合もありますので明るいところでひっくり返してみると、よく確認できます。
怪我している場所は、乾燥させ清潔にし舐めたり引っかいたりしないように気をつけてあげてください。
散歩後のケアでよくある話は「お風呂で足を綺麗に洗ってあげた。」までは良いのですが、水分を取る際に汚い雑巾で拭いてしまい、そこからばい菌が侵入してしまうという話があります。
強い摩擦は避けて、綺麗な布で散歩後の犬のケアしてあげると極力トラブルを排除することができます。
メグ
確かに、土ばかりの道ではなく、必ずアスファルトも通らなければなりませんからね。
シロ
メグ
傷がついたとしても、しっかりと散歩のあとにバイ菌を洗い流してあげれば大丈夫ですよ。
シロ
メグ
ハピ
実は俺もあんまりお風呂は好きじゃないからな。
毎回お風呂に入れなくても肉球をきれいにする方法はありますよ。
それはカンファペットを使ってみてください。
シロ
メグ
これを布にしみこませて肉球をふいてあげると、清潔に保つことができます。
シロ
ハピ
メグ
カンファペットは目や口に入っても大丈夫。
さらに消臭だけでなく、犬の体のケアにも使えますから。
シロ
メグ
詳しく知りたい方はこちらから。
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