パワフルで、やんちゃなタイプの犬は怖いもの知らず。
非常にエネルギッシュで行動的なのが特徴的です。
好奇心旺盛なので視界に入ったものをすべて触ってみたいと思ってしまいます。
そしてなにより運動が大好きということが特徴です。
メグ
概要
やんちゃタイプのメリットデメリット
メリット
- 好奇心旺盛
- チャレンジ精神旺盛
- しつけをしやすい
それを応用して、しつけも運動しながら、そして遊びながら行うことによって、のみ込みやすくなります。
とくに体を動かすコマンドは、好奇心旺盛なのでぐんぐん吸収していきます。
ハピ
デメリット
- じっとしていられない。
- 退屈が嫌い
- 少しでも運動ができないと落ち着かない
- 問題行動を起こしやすい
この性格の犬は、常に動いているタイプなので、飼い主にやや負担がかかるかもしれません。
では、あなたの犬がやんちゃな性格な犬かどうかを判断するために以下の4つの項目を参考にしてください。
あなたの犬の性格は?やんちゃタイプの特徴4つ
1.ゴミ箱あさり・盗み食いをする
やんちゃな犬は、少し目を離しただけで盗み食いをしようとします。
テーブルに置いてある食べ物はもちろん、さらにエスカレートすると、ごみ箱をひっくり返して捨ててある食べ物を食べることも。
食べるだけではなく、遊び食べをするのでいろいろとゴミが散らかってしまいます。
ごみ箱をあさって物を口に含むのは、誤飲の可能性もあります。
それよりも多いごみ箱あさりのトラブルとして、肥満になるということがあります。
その理由は、ドッグフードの摂取カロリー以外に加え、ごみ箱から人間の食べ物を見つけて食べてしまうからです。
2.動くものが好き
やんちゃタイプの犬は動くものが好きです。
例えば、車やバイクが目の前を通るとどうしても追いかけたくなってしまいます。
さらにやんちゃな犬はパワフルですので、自分の興味あることはものすごく力が出ます。
その結果、凄い力で引っ張られることがあるので注意する事が必要です。
3.外に出ようとする
飼い主が玄関を少し開けただけで、「隙あらば」と外に出ようとすることがあります。
常に外に出るチャンスを伺い、ドアに隙間ができようものなら一目散に隙間めがけてダッシュ。
常に玄関をチェックしているので来客にも敏感です。
宅配便が届いたら甲高い声で吠えます。
性格が好奇心旺盛でなくても、ストレスがたまっていると脱走しようとする事があります。
「うちの犬、脱走グセがあるかも?」と思ったら以下の記事を参考にしてください。
4.留守番をすると部屋を散らかす
飼い主が留守にしている間、家の中を荒らされたことはありませんか?
やんちゃな室内犬を留守番させると、家具をかじったり、テーブルの上に置いてあるものを落としたりして、飼い主が帰ってくるまでに部屋が散らかされていることがあります。
先程も言ったようにやんちゃな犬は退屈が嫌いですので家具などをかじってストレスを発散しているのです。
あなたが帰ってきたら、「机の上に乗っていたものが下に全部落ちている」ことがよくあるので、あればあなたの犬は好奇心旺盛タイプかも?
やんちゃタイプの特徴まとめ
上記の項目に2個以上を当てはまっていればあなたの犬の性格はやんちゃタイプの可能性があります。
もちろん、3つ・4つと当てはまる項目が増えれば、更にやんちゃの可能性が高まります。
ハピ
俺は2つか!やんちゃタイプかもしれないな。
シロ
かなりのやんちゃ坊主ですからね。
やんちゃな犬はストレスをためやすい
シロ
ハピ君のように。
ハピ
おれみたいな元気いっぱいのほうが犬らしくてかわいいんだぜ!
シロ
やんちゃな犬は元気が有り余っている事から、運動ができないとすぐにストレスが溜まってしまうなどややデリケートな部分も見られる性格です。
やんちゃな犬と上手に生活していくためには、有り余る元気を何とかしてあげなければなりません。
つまり、やんちゃな犬とうまく生活していくためにやんちゃな犬の遊びたい欲求を解消してあげなければならないということです。
遊びたい欲求を何とかしないとストレスが溜まってしまい、家中の家具をかじったり、車を追いかけてしまい最悪の場合車に跳ねられてしまうことさえあります。
ハピ
メグ
メグ
シロ
これには少しばかりコツが必要となります。
ハピ
やんちゃな犬の遊びたい欲求を解消する方法と注意点
好奇心旺盛タイプに重要なポイント:運動量
「とにかく体を動かしたくてしょうがない」のがこの好奇心旺盛なタイプ。
他の犬であれば、少し運動ができないくらいストレスに感じないものも、好奇心旺盛なタイプはその少しの暇に耐えることができません。
それにより知らず知らずのうちにストレスを抱え込んでしまうケースがよくあるのです。
シロ
好奇心旺盛なタイプを飼っていくには、何よりも運動量が重要です。
運動量があれば、コマンドも覚えやすくなりますし、主従関係の構築にも役立つんです。
ボール遊びとフリスビーでしつけと運動を同時に
やんちゃな犬の遊びたい気持ちを解消するには体を動かすボール遊びやフリスビーが効果的。
好奇心旺盛タイプの犬のストレスを溜めないために、ただ運動をさせているだけでは非常にもったいないですよ。
体を動かす事が大好きなので、そこにコマンドを組み込んであげると犬も楽しく覚えることができます。
ハピ
メグ
シロ
いえいえ、運動しながら効率よくコマンドを覚えさせる方法があります。
それは以下のようにやるんですよ。
まずは犬を広い公園に連れ出しましょう。
広い公園で、「ボールやフライングディスクを遠いところに投げて、こちらに持ってこさせる遊び」をします。
ボールをこちらにくわえて持って来たら、一旦コマンドを教えるようにしましょう。
シロ
メグ
ハピ君、ボール投げるから取ってきてねー!
それっ!
ハピ
タタタタタタタ、パク。
タタタタタタ。
ほらよ!持って来たぜ(ハァハァ)
シロ
このタイミングでコマンドをしてください。
好奇心旺盛なタイプは疲れていてもドンドン次に行こうとします。
ここでマテやオスワリをさせて一旦落ち着かせましょう。
メグ
ハピ君おすわり!
おすわりができたら次投げてあげるからね。
ハピ
メグ
上手におすわりできて、いい子だね!
じゃあ次も投げるよ!それっ!
このように遊びながらコマンドを加えていくと犬も楽しいので、好奇心旺盛なタイプはすぐに体に染みつくことでしょう。
そして飼い主のコマンドを聞くようになれば、飼い主をリーダーだと思い、しっかりと主従関係の構築をする事ができるのです。
その理由は外でボールを投げて拾ってこさせたり、フリスビーをキャッチさせたりするのは非常にハードな運動だからです。
やんちゃな犬はこれくらいハードな運動でなければ満足しません。
やんちゃな犬を飼っていて、ぬいぐるみ遊びや散歩だけしているから大丈夫だと思ってはいませんか?
それでは犬の遊びたい欲求は解消されていませんよ。
ハードな遊びをする事によって犬の遊びたい欲求を解消する事もできますし、飼い主としっかり遊べたことによって絆を深めることになります。
広い公園でボールを投げたりフライングディスクで遊ぶ時は、絶対に放し飼いはいけません。
人がいないことを確認し、ロングリードで走り回らせるようにしましょう。
もちろん周囲に人がいれば迷惑をかけてはいけないので、日を改めるか、狭い範囲で遊ぶようにしてくださいね。
飼い主としてのモラルを忘れないでください。
じゃじゃ馬な一面もあるが、すべては応用次第
とにかく好奇心旺盛でやんちゃタイプは運動量が不足しないようにしましょう。
運動量が不足すればストレスの原因になり、いたずらやムダ吠えなどの引き金となってしまいます。
散歩に行く前も興奮しがちなので、その際は散歩に出かけず、落ち着いてから出かけるようにしてくださいね。
なんせ好奇心旺盛タイプが興奮してしまうと、われを忘れて走り回ってしまいますから。
好奇心旺盛なタイプの犬を扱うには、飼い主の応用力が必要。
応用ができれば、基本的には積極的なので、こちらの意見もすぐに聞いてくれるようになりますよ。
そのようにやんちゃな犬に落ち着きを覚えさせるためにも、ボール遊びで「ながらしつけ」で落ち着きを覚えさせていけば急激な興奮する頻度も少なくなっていくことでしょう。
メグ
ハピ
俺はいつもメグちゃんを笑顔にしているぜ。
時々遊びに熱中しすぎてしまいますからね。
シロ
ハピ
今日説明したことは大事なポイントだからしっかり覚えておいてね。
メグ
ヤンチャな性格をどうしても直したい!
どうしてもヤンチャな性格を直したい!と悩んでいる飼い主さんも多いはず。
確かにヤンチャな性格はアクティブで、充実した毎日を送ることができますが、その分いたずらや飼い主を無視する事も多いですよね。
そんな時は以下の記事を参考にしてみてください。
ヤンチャな子犬を落ち着いた成犬にするしつけのポイントについて詳しく解説しています。
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