メグ
犬の断尾・断耳の理由は何なの?
痛いの?
ハピ
ではなぜ断尾が断耳が行われているのでしょうか。
今でもが行われている理由はこのようなことです。
概要
断耳・断尾するとどうなるの?痛い?
メグ
うーん。
本当のところはわからないが、一般的には「犬に苦しみは与えない」と言われているぜ。
ハピ
ですがなぜか、断尾し終わった犬は、しなかった犬よりも攻撃的な性格になってしまうという情報も多々耳にします。
ドーベルマンが断耳をする理由
ドーベルマンといえば、まっすぐと立った耳、長くない尻尾を想像します。
通常、ドーベルマンの耳はたれていて、尻尾も頭と同程度の高さまであるのです。
ではなぜ私たちがよく目にするドーベルマンの耳は立っているのでしょうか?
ドーベルマンは、断耳(耳の軟骨の一部を切断し耳を立てる)と断尾(尻尾を短く切断する)を行うことで、あのような勇猛な姿になっているのです。
なぜ断耳・断尾するの?
断尾であったり断耳については、闘犬がルーツです。
闘いをしている最中に、「ウィークポイントである尻尾を対戦者に噛まれないように」との事で始まりました。
この他には、凍傷を防ぐという理由があります。
断耳・断尾をする時期とメリット
- 断尾に関しては生後1週間未満
- 断耳は生誕後3か月から5か月のうちに麻酔をして施すのが普通です。
断尾・断耳には、お尻の下や耳の中を清潔に保てるというメリットもあるのですが、一部の国では動物虐待に該当するとして禁じられています。
ですが、わが国では断尾をしていないドーベルマンやボクサー、あるいはプードルを入手するほうが難しい状況にあります。
断尾・断耳が動物虐待に該当するかそうでないのかの協議はここでは省きますが、この断尾とか断耳が、犬同士の予想外の問題を引き起こすケースがある事を解説しておきます。
現代において断尾や断耳はあまり必要ない
シロ
うーん。
断尾や断耳のメリットはそれほど感じないかな。
尻尾があったほうが犬の感情を理解できるし。
メグ
犬に耳・しっぽは必要
尻尾や耳は犬の気持ちを理解するための重要なパーツ。
しっぽや耳がなくなってしまうと、犬の感情を読み取ることができなくなり、人間と犬の距離が余計に広がってしまいます。
たとえば尻尾があれば、犬が尻尾を追いかけることで遊びの替わりにしたり、ストレスがたまりすぎているという判断をする事もできるのです。
断尾した犬に起きる弊害
断尾した犬は身体のバランスが失われます。
ジャンプした時や狭い場所を歩行している犬を見ると、尻尾を両サイドに振ってバランスをとっているのが認識できると思います。
わかりやすく言うと、尻尾がなければバランスをなかなか上手にとることができないということなのです。
断耳にも弊害が
犬の縦社会において、相手の犬に負けたとき「あなたに服従します」と言うジェスチャーとして、耳をパタンと倒します。
断耳をすると「あなたの言うことを聞きます」という感情を伝えたくても意味が無いため、、それが相手の犬に行き届きません。
ハピ
耳から出る感情はそれだけじゃないぜ。
耳が立っている状態は、相手を威嚇するサイン。
うわ。
ドーベルマンみたいに断耳をして強制的に耳を立たせていると、常に相手に威嚇していると思われちゃうね。
メグ
シロ
たとえ威嚇していなくても威嚇しているように、相手の犬は勘違いしてしまいます。
そこからトラブルにつながる可能性もあるでしょうね。
最後に
メグ
シロ
それって人間のエゴだよな。
他国では動物虐待とみなされて断耳や断尾も禁止されている国もあるしな。
ハピ
メグ
ここでどうのこうの言っても、我々が目にするペットショップでは、すでに業者によって断耳や断尾されてしまっているのでどうしようもありませんが…。
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