子犬を飼い始めていざ散歩へ!
このように意気込んで散歩へ行こうとしても、なかなか家の犬は散歩へ行ってくれない。
「犬って散歩が好きなんじゃないの?」
このように思うかもしれません。
確かに犬は外が好きで、走り回ったり歩くのが大好きです。
その個性によって
- 散歩の好き嫌い
- 外に出たい出たくない
という個性もあります。
メグ
ハピ
- 犬がなかなか外へ出たがらない
- なかなか散歩へ行きたがらない。
シロ
概要
子犬を散歩へ連れ出すコツは「慣れ」が大切
犬が外へ出たがらない最大の理由は外の環境に慣れていないからです。
特に子犬を飼い始めて間もない頃は、外の環境というものを全く知りません。
この時に急に首輪やリードを付けて散歩行こうとしても、不安で外に出たがらないことも多いです。
初めから外へ出たがる犬については、そのまま散歩をさせてあげれば良いですが、最低限のマナーを守るようにしてください。
例えば、「飛び出すことは危険」と言うことを、犬は知らない事が多いので飼い主が注意してあげてください。
メグ
散歩に行きたがるからと言って、子犬のうちに長時間散歩させてしまうと途中で疲れて歩かなくなったり、散歩が嫌いになってしまうかもしれませんので初めは短時間に、散歩の時間は徐々に長くしていくようにしてください。
シロ
ハピ
トラウマになってしまうかもしれないから、子犬の頃に以下のような場所に連れ出すことはなるべく避けてくれ!
- たくさんの子供たちに抱っこされる場所
- 大きな音の出る場所
- 人通りが多い場所
これらの場所には、たとえ初めから散歩に行きたがる犬だとしても避けることが良いでしょう。
犬が散歩へ行きたがるのは良いことですが、犬は余りにも外の事を知らなさすぎます。
車や自転車などが存在することなど知らないでしょう。
そのような刺激に対して免疫が無いため、車の大きな音やバイクの音でびっくりして急に走り出してしまうかもしれません。
「散歩に出たい気持ち」と「刺激に強い」と言うことは別問題なので飼い主がしっかりと注意してあげてください。
子犬を外の世界に慣れさせる3つのステップ
ステップ1 外の世界を家の中から一緒に見よう
犬が散歩をしたがらない場合、外の世界を知らないので不安ということが大きな原因だと説明しました。
ですので、第1段階の手順としては家の中から一緒に外の世界を眺めてみましょう。
シロ
ハピ
外の世界を見ながら話しかけることで、外は怖くないものだと認識することができます。
ステップ2 人に挨拶をする
外の世界は車やバイクだけではありません。
人間も歩いている事を忘れないでください。
犬が人間を怖がるということはよくある話です。
そのような対策として、来客時に犬を抱っこをして挨拶をすると良いでしょう。
飼い主と一緒に「こんにちは。」と来客に話しかけることで、人間は危険ではないという認識を持たせることができます。
来客時に抱っこして行く際は、その人が犬嫌いの場合があります。
そのような時には抱っこしていくことを極力控えましょう。
できるだけ顔見知りの近所の方や犬を飼っている方に対して愛犬と対面させるようにしましょう。
ステップ3 抱っこして外に出る
犬は散歩を怖がってしまう場合、外を自力で歩くことをしません。
そのような時には飼い主が抱っこをして話し掛けながら散歩をしてあげましょう。
飼い主に抱っこされて外の刺激に触れることで外は危険なものではないと言うことを教えてあげることができます。
犬を外の刺激に慣らす際にやってはいけないこと4つ
先程は犬を鳴らすためのコツや対策を解説しましたが、ここでは、犬を外の刺激に慣らす際にやってはいけないことを4つについて解説していきます。
その1 子犬と一緒に驚かない
先程説明したステップ3では、子犬を外の刺激に慣らすために飼い主が抱っこして外に出ると言いましたが、この時に車のクラクションなど大きな音に飼い主がびっくりしないようにしましょう。
ハピ
シロ
その2 地面に下ろすのは危険
抱っこして外を散歩していたら、少しだけ地面に下ろしたくなってしまうかもしれません。
飼い主の勝手な判断で犬を地面に下ろしてしまった場合、降ろされたことに対してびっくりしそのまま逃げてしまうかもしれません。
地面に下ろす危険性はそれだけではありません。
ワクチンの接種が完了していない場合、病気にかかったりする危険性もあります。
さらには、ワクチン接種が完了していない状態で他の犬と触れ合うと、病気に感染してしまう危険性もありますので、その点は飼い主が気を付けてあげてくださいね。
その3 初めから強い刺激に触れさせない
外の世界で大きな音や強い刺激に慣れさせることは重要ですが、それは徐々に行ってください。
「飼い主が抱っこしていればどこへ連れてっても良い」と飼い主が思い込んでしまって、初めから大きな音がたくさん鳴り響いている工事現場やガヤガヤしている大通りなどに連れて行ってしまうと、一番初めに触れた刺激が大きすぎてそれがトラウマになってしまうこともあります。
ハピ
その4 慣れるまで散歩の時間は少なめに
外の世界に慣れてきたら首輪やリードをして徐々に散歩を始めましょう。
その時に「自分で歩けるようになったから、家の周りをちょっと遠回りしてみよう。」などと思い、長時間散歩させたりすると犬が疲れてしまいます。
急激に疲れてしまうことから、散歩が嫌いになってしまう可能性もありますので、散歩に慣れるまでは疲れない程度に5分~10分を目安に行ってください。
初めての散歩で忘れがちな事
ハピ
しまった!
ちょっと出てくるだけだと思ってビニール袋とスコップを持ってくるの忘れちゃった。
どうしよう!
メグ
家の周りをちょこっと歩くだけだからといって、手ぶらで出かけてしまうと、犬が突然排泄をした時に飼い主が後始末することができません。
犬を外の世界に慣れさせるだけではなく、飼い主も共に成長していかなければなりません。
飼い主の役割は犬を育てるだけではなく、マナーを守って犬を育てるということもあります。
これを忘れないようにしてくださいね。
子犬が外の刺激に対応できる年齢の目安
- 生後3週目から8週目・・・自分が犬であることが分り、犬同士で遊ぶことを学べる。
- 生後8週目から14週目・・・犬以外の動物、つまり人間などの存在を受け入れられる時期
子犬の年齢によって、受け入れられるものが徐々に増えていきます。
上記の年齢はあくまで目安であり、そのような目安を認識しておき、飼い主が外の刺激に徐々に慣らしてあげるとよいでしょう。
3週~14週は外の世界に慣れる大切な時期
犬にとって上記の時期は非常に大切な時期で外の世界に慣れるための時期、社会化期ともいわれています。
この時期は新しい環境に適応しやすく、飼い主が根気よく外の刺激に慣れさせてあげるように努力することでいろいろな事をどんどん吸収します。
犬は触れるものに対して
- 恐怖心
- 不安感
- 好奇心
- 関心
様々な気持ちを抱きます。
子犬が今後出会うであろう様々な刺激に適応させてあげることで、子犬もストレスなく健康に育つことができます。
ハピ
シロ
でもやっぱり散歩に行きたがるようになるのが1番だね!
飼い主として嬉しいし楽しいよ!
メグ
一番大事な事は「徐々に」と言うところがポイントです。
「弱い犬ほどよく吠える」という言葉があるように、外に行きたがる犬も意外と刺激に対しては弱いこともあります。
焦らずゆっくりと人間の社会に慣れさせてあげましょう。
メグ
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