家の犬はなぜいたずらばかりするの？しつけが悪いの？記憶力がないからです！

でも実はそんなことはありません。

かわいいワンちゃんに注意してもいたずらをしてしまう明確な理由があるんです。

なぜうちの犬はいたずらっこなのか

犬の記憶時間は短い

イヌの気持ちを知る前に、飼い主の頭にインプットしておいたほうが良い大切なことがあります。

犬の記憶力の種類

一概に記憶力と言っても、それは短期記憶と長期記憶の二つに分けることができます。

人間が犬のいたずらを注意する時は、ほぼ間違いなく人間の価値感で犬を叱っています。

それはつまり「人間と同じくらい記憶力できるだろう」と決めつけているのです。

だから頭ごなしに叱ったり、最終的には虐待にも発展してしまうことに…。

上記の説明から、犬が何度注意しても同じいたずらをしてしまったり、同じ失敗をしてしまうのは20秒前後しか持続しない短期記憶が原因だったんですね。

これらの事を覚えておき、まずは頭ごなしに犬を叱るのはやめましょう。

賢いあなたはこう思ったことでしょう。

いえいえ、実はそんなことはありません。

なぜお手はできるのか？

芸を覚えることが可能な要因は「長期記憶へのシフト」だと考えられます。

ですが、短期記憶を長期記憶に移行するのは非常に困難。

長期記憶にするためには作業の反復が必須

短期記憶を長期記憶に移すために効果的なのが「作業の反復」。

愛犬に「お手」や「おかわり」「トイレの位置」などを教えたときを振り返ってみれば、頷けるのはないでしょうか？

同じことを何度も何度も声に出していて、犬は長期記憶にその作業を脳にメモリーするのです。

犬の連想記憶

「飼い主が上着を着るのは、散歩へ連れて行ってくれるとき」

みたいに、すぐ近くに起こっていることから今までに起きたことを連想するのです。

これらを肝に銘じておけば、イヌの気持ちや行動がある程度想像しやすいと思います。

うちの犬は記憶力が悪い！で終わらせてはいけない

「うちの犬はいたずらっ子で記憶するのはあまり上手ではない」と思って諦めてはいけません。

犬お断りの場所も増加中

飼い主さんなら犬の散歩をしているのでよくご存知かもしれませんが、乗り物や飲食店、様々なお店に犬お断りの看板やシールを貼っているお店、場所をよく見かけるかもしれません。

そういった室内に関して犬が立ち入り禁止なのは理解できますが、最近では以下のような場所にも犬の立ち入り禁止が増えてきています。

公園も犬立ち入り禁止

あなたの周りに犬が立ち入り禁止の公園はありませんか？
この事実を知らない人も多くいることでしょう。

そしてこの事実を知ったあなたはどう思いますか？

もちろん、犬の飼い主として公園に立ち入り禁止に対して、すごく怒りを覚えるかもしれません。

確かに公園は犬を遊ばせる絶好の場所でもあり、犬のストレスの発散場所でもあり、飼主からすれば誰でも気軽に立ち寄れる公園が立ち入り禁止なんて許せないことかもしれません。

ですが、よく考えてみてください。

もしかしてあなたの犬がいたずらっ子で、しつけがうまくできていないのであれば、本当に公園の立ち入り禁止に対して文句を言えるのでしょうか？

ですが覚えが悪いからといって、犬のしつけから目をそらしてもよいのでしょうか？

• うちの犬は言うことを聞かないから…。
• かわいい犬のやることですし…。

ペット同伴で公園入場禁止の原因はそれだけではありません。

スコップやビニール袋を忘れたからといって「今回だけ」と自分の中で納得し、うんちを放置していくなどという迷惑行為も背景にあります。

• 今回だけ
• 私だけ

という意識を犬の飼い主の半数以上が持っていたら、迷惑行為は膨大な数になります。

人間だけ？愛犬は家族の一員じゃないの？

もしかして自分の子供だった場合どうでしょうか。

自分の子供の躾がなっていなくて、他人様から「あなたの子供のしつけはどうなっているのでしょう？」と言われた場合、自分のしつけの愚かさを痛感するでしょう。

犬に関してはどうでしょうか？

都合の良い時だけ犬扱いしていませんか？

これはすべての飼い主さんに当てはまる事ではなく、一部の飼い主さんに当てはまることです。

悲しいことに、犬の場合だとこのように甘やかしに無関心になってしまいがちです。

普段は家族のようにかわいがっているのであれば、自分の子供と同様、しつけに対してもっとシビアにいかないといけないのではないでしょうか。

もちろん、自分の犬に対してしっかりと躾をされている飼い主さんも多くいることは事実です。

一人一人が犬のしつけをしっかりと！それが愛犬家の役目

犬を可愛がるだけでは愛犬家とは言えません。

もしあなたが家族と同様に犬を大切にしているのであれば、本当の家族、子供と同様にしっかりとしつけをしていくことが大切です。

犬は家族も同然。

人間と同じように犬もしつけがされているのも当然ではないでしょうか。

犬は記憶力が悪いから。といってしつけを諦めていてはダメということです。

しつけを上手に覚えるには子犬の頃からのトレーニングも必要

子犬の頃にしつけを怠っていると、わがままな成犬になってしまうというのはあなたもお分かりのはず。

「周囲に迷惑をかけない」ということを少しでも実行したいのであれば、しつけをしっかりと聞いてくれる犬に育てなければなりません。

そのためにはトレーニングは楽しいものと思ってもらうことなど様々なコツが必要です。

言うことを聞く落ち着いた犬に育てるのであればこちらの記事を参照してください。

飼い主の意思の伝え方も重要

飼い主の意思の使い方がうまくいかなければ、犬のしつけはうまくできません。

それもそのはず。

飼い主と犬との意思疎通ができていないので、飼い主の思い通りにしつけることができないのです。

ちゃんとしつけたいのであれば、犬にどのように伝えるかが非常に重要。

どうしてもしつけをするのが苦手

ここまで言っても、どうしても自分の犬のしつけが苦手だという方も沢山いるかと思います。

そういった方はあくまでも自分の力でしつけをする必要はありません。

簡単に躾ができるワンブル

ワンブルはボタンを押すだけで犬が嫌がる電流を流してくれるどうしても躾ができないという人専用に作られた首輪です。

痛めつけるんじゃない、嫌がる電流

電流はさすがに愛犬がかわいそうと思う方もいるかと思いますが、ワンブルは犬を痛めつける首輪ではなくて、犬が嫌がる程度の電流を流す首輪です。

ワンブルの効果を3倍以上に跳ね上げる方法

ワンブルを使用する時のポイントは怒鳴る前にワンブルのスイッチを押すことです。

先程も言いましたが、怒鳴ると犬は萎縮してしまい、記憶に残していくことができません。

怒鳴らずワンブルを使用する事で､これはやってはいけないんだという認識と反復作業により、いたずらの回数が減っていくのです。

このように、しつけの反復で長期記憶へ移行させ、長期記憶をなじませるためにご褒美で連想記憶を活用する。

この2点を心がける事で、劇的にいたずらをやめさせることができるでしょう。