何を隠そう犬だってやきもちを焼きます。
ハピ
俺たちの最大のライバルを知ってるか?
それは、赤ちゃんだぜ。
赤ちゃんはみんなのアイドル的存在で家族の注目を独り占めします。
犬もそれに気づいており、その結果、嫉妬で噛んでしまうことがあります。
メグ
シロ
概要
赤ちゃんが生まれ、犬の世話が疎かに
子育てはたいへんな作業。
愛犬にかまっていられなくなるのも当たり前でしょうが、スキンシップを欠くと犬は不安に思ってしまいます。
ハピ
ご飯の時間だし、最近みんな赤ちゃんばっかり構って、少し寂しいな…。
ご飯でも食べるか。
あれ、俺のご飯が用意されていないぞ…。
シロ
家族に赤ちゃんが誕生するというのは、喜ばしいことです。
たとえそれがあなたの家族の中で喜ばしいことだとしても、飼い犬からすればそれは必ずしも喜ばしいこととは言えないかもしれません。
赤ちゃんに夢中になって、犬の世話をおろそかにしないようにしましょう。
赤ちゃんが生まれてから急に犬がだらしなくなった
犬のなかには、赤ちゃんが産まれたとたん、だらしなくなってしまうワンちゃんが少なからず存在します。
- やる気がなくなった
- トイレを失敗するようになった
- 言うことを聞かなくなった
- 前より吠えるようになった
- 噛むようになった
メグ
原因はヤキモチ
犬が急にだらしなくなってしまうのは、家庭の愛情が赤ちゃんを優先していることを犬が感じ取り、ヤキモチを焼いていることが理由となっているのです。
ハピ
今までは自分が一番の人気者だった。
でも急に赤ちゃんがやってきて、皆の注目を奪っていったんだ。
これまでは、自分がアイドルなみにみんなの視線を浴びていたのに、赤ちゃんという小さな生命がやってきたと同時に、人気を取られ、かまわれなくなってしまうというわけですから、犬が不満に感じる感情もわからないではありません。
こういったように犬が反抗的になると、ご主人様は「赤ちゃんと犬を引き離した方がいいのでは……」と思うかもしれません。
シロ
メグ
犬がやきもちを焼いている場合の対処
犬が赤ちゃんに近寄るたびに怒ってはいけません。
- 「コラッー」
- 「向こうに行きなさい!」
このように怒られ避けられた犬は「仲間はずれにされた」と思い、より反抗的な行為を見せるようになります。
犬は集団生活を営んできた動物ですから、仲間意識には敏感。
犬のやきもちを対処する方法は「赤ちゃんも家族の大切なメンバー」だと知らせることが必要です。
主従関係を築いて「犬は人間より下だ」と認識させるべきですし、それを把握することが出来る賢い動物。
ですが犬がいくら利口でも、いや、利口だからこそ突然あらわれた小さな赤ん坊のことを「自分より上だ」と思えないのです。
犬が嫉妬しても赤ちゃんと引き離さないほうが良い
不安かもしれませんが、ベビーベッドのなかを覗かせたり、赤ちゃんのニオイを嗅がせるなど行って、「新しい家族だよ、よろしく」と、犬に赤ちゃんの存在を認めさせるようにします。
ですが念のため、母乳や離乳食を与える際には、横取りを防ぐため犬を避けておきましょう。
子どもが歳を重ねる毎に、犬は「自分のほうが下」と認めるようになります。
そうなるのは子どもが10歳を上回ってからなので、それまでは犬がわがままをしないよう、親御さんが常に空気を敏感に感じ取る必要があります。
犬にも同じくらい愛情を注いであげよう
犬だって生きています。もちろん自分が家族の中心でありたいですし、常に愛情を注いでほしいと思っています。
忙しいのはわかります。
ですがあなたも飼い主である以上、犬の気持ちも理解してあげ、赤ちゃんと同じくらいに愛情を注いであげることができたらよいですね!
- 犬が嫉妬しても赤ちゃんと引き離さない。
- 赤ちゃんと同じくらい犬にも愛情を注ぐ。
- 疎外感を覚えるため、赤ちゃんに吠えても怒らない。
- 赤ちゃんの世話に気を取られ、犬の世話をおろそかにしない。
- 犬に赤ちゃんも家族の一員だと教えてあげる。
たとえ犬が赤ちゃんに嫉妬しても上記の事を守っていれば、いつかは理解してくれるようになります。
そのためには根気よく赤ちゃんと犬の共同生活をサポートしてあげましょう!
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